グノー:歌劇「ファウスト」 第5幕より 「バレエ音楽」(全7曲)

ピアノ演奏 管弦楽曲・協奏曲・弦楽曲

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フランスの作曲家シャルル・グノーが作曲した歌劇《ファウスト》は、ドイツの文豪ゲーテの代表作「ファウスト」を題材とした作品です。1859年にパリで初演され、グノーを代表するオペラとして今日まで広く親しまれています。

第5幕では、ファウストと悪魔メフィストフェレスとの物語が悲劇的な結末へと向かいます。その中に置かれている「バレエ音楽」は、物語の進行から一度離れ、華やかな舞踏によって場面を彩る音楽です。

このバレエ音楽は、オペラの中でも特に器楽的な魅力が強く、優雅で華やかな旋律と軽快なリズムが次々と現れます。グノーはフランス音楽らしい洗練された響きを生かしながら、舞踏の動きを思わせる明快なリズムと色彩豊かな管弦楽法によって、幻想的で華やかな世界を描き出しています。

《ファウスト》のバレエ音楽は、オペラの一場面としてだけでなく、演奏会用の組曲としても取り上げられることが多く、グノーの管弦楽作品として独立して親しまれています。華麗な舞曲が織りなす明るく優美な雰囲気は、劇全体に漂う悲劇性とは対照的であり、その美しさがいっそう印象的な作品です。

 歌劇「ファウスト」 第5幕より 「バレエ音楽」(全7曲)  

ピアノ用編曲者   Louis Maas (1852–1889)

このバレエ音楽の7曲は1869年のオペラ座での上演に際し、当時のフランス・オペラにならって第5幕に追加されたもので、それぞれの曲は切れ目なしで演奏されます。

第1曲 ヌビアの踊り
第2曲 クレオパトラと黄金の杯
第3曲 ヌビア奴隷の踊り
第4曲 クレオパトラとその奴隷たちの踊り
第5曲 トロイの娘の踊り
第6曲 鏡の踊り
第7曲 フリネの踊り 

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