セビリアの理髪師 序曲

ピアノ演奏 管弦楽曲・協奏曲・弦楽曲

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作曲:ジョアキーノ・ロッシーニ(1792~1868)
作曲年:1816年

イタリアの作曲家ジョアキーノ・ロッシーニが1816年に初演した歌劇《セビリアの理髪師》の冒頭を飾る序曲です。軽快で華やかな音楽は、ロッシーニを代表する作品の一つとして広く親しまれ、現在では歌劇とは独立して演奏されることも多い名曲です。

冒頭では弦楽器による静かな音楽から始まり、次第に音楽が活気を増していきます。そして、弦楽器の細かな動きや管楽器の力強い響きが加わると、明るく躍動的なロッシーニ独特の音楽へと発展していきます。こうした急速な盛り上がりと繰り返しによる効果は、ロッシーニの序曲の大きな魅力です。

興味深いのは、この序曲が《セビリアの理髪師》のために最初から作曲されたものではないことです。もともとは1813年の歌劇《アウレリアーノ・イン・パルミラ》の序曲として作られ、その後1815年の《イングランドのエリザベッタ》にも転用され、1816年に《セビリアの理髪師》の序曲として使われました。

そのため、序曲の中には歌劇本編の旋律がほとんど登場しません。それでも、軽快でユーモラスな雰囲気は、これから始まる恋愛と騒動に満ちた喜劇を予感させるのに十分な効果を発揮しています。

セビリアの理髪師 序曲



ジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニ(1792 〜 1868)
イタリアの作曲家で生涯に39曲のオペラを作曲しており、イタリア・オペラ作曲家の中で最も人気のある作曲家だった。「セビリアの理髪師」、「チェネレントラ」などは現在もオペラの代表曲となっている。

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