作曲者:ヘラルド・マトス・ロドリゲス(1897 - 1948)
作曲年:1916年ごろ
「ラ・クンパルシータ」は、ウルグアイの作曲家ヘラルド・マトス・ロドリゲス(1897~1948)が作曲した、世界で最も有名なタンゴの一つです。作曲年は1916年ごろとされることが多く、資料によっては1917年とする説もあります。
マトス・ロドリゲスは当時、モンテビデオで建築を学ぶ若い学生でした。彼が作った曲は、もともとはタンゴではなく、ウルグアイ学生連盟のカーニバルのための行進曲として生まれたといわれています。その後、アルゼンチンの音楽家ロベルト・フィルポによって編曲され、タンゴとして演奏されるようになりました。
1917年4月19日、モンテビデオのカフェ「ラ・ヒラルダ」でフィルポ楽団によって演奏されたことが、この曲が広く知られるきっかけとなりました。
ラ・クンパルシータ
「ラ・クンパルシータ」という題名は、「小さな行列」「小さなパレード」といった意味を持ちます。力強いリズムと印象的な旋律はタンゴを代表する音楽として親しまれ、現在では「タンゴの代名詞」ともいえる存在になっています。
後にパスクアル・コントゥルシとエンリケ・マローニによって歌詞が付けられ、1920年代には歌としても広く知られるようになりました。今日では、アルゼンチン・タンゴを象徴する代表曲の一つとして、世界中で演奏されています。

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