元々のファランドールとは、フランス南部のプロヴァンス地方で踊られる6/8拍子の舞曲の名称であって 、「ファランドール」の名はジョルジュ・ビゼーが作曲したアルルの女「ファランドール」で世界中に知られるようになりました。
アルルの女 「ファランドール」
Bizet / L'Arlésienne Suite No.2 Farandole
「アルルの女」はフランスの作家「ドーデ」の同名の戯曲の付随音楽として作曲されました。物語は南フランスのアルルに近い農村が舞台で、純情な農民がアルルの女に失恋し、希望を失ってしまうといったものです。
この曲の冒頭のテーマは一度聴いたら忘れられない響きを持っていて、途中からは賑やかなファランドールの踊りを取り入れた軽快な音楽に変ります。
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