「アルベニスのタンゴ」はエスパーニャ(スペイン)という6曲からなる組曲で、「6つのアルブムブラット」という副題があり、特にこの第2曲「タンゴ」は人気が高くいろいろな楽器用にも編曲されています。
アルベニス タンゴ
1. 前奏曲(プレリュード)
2. タンゴ
3. マラゲーニャ
4. セレナータ
5. カタルーニャ奇想曲
6. ソルチーコ
アルベニス(1860-1909)
イサーク・アルベニス(1860~1909)は、スペインの作曲家で、天才的なピアニストだった。1869年~1873年にマドリッド音楽院に在籍し、やがてライプツィヒ音楽院、ブリュッセル音楽院に学ぶ。
天才ピアニストとして世界各地を演奏して回るが23歳で結婚する。これを機に居をパリに移し、生涯をフランスで過ごす。パリではショーソン、フォーレ、デュカスなどの作曲家と交流があった。1909年5月18日に49歳で亡くなる。
オペラやオーケストラ作品も残したが、特にピアノ曲を多く作曲し、当時からヨーロッパの音楽界で高い評価を得ていた。特に1906年から没年の1909年までに作曲された12曲からなる組曲「イベリア」は近代ピアノ音楽の最高峰とも称されている。
特にスペイン民族音楽の影響を受けた作品が多い。
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