作曲:アレッサンドロ・マルチェッロ(1673~1747)
作曲年:1716年頃
マルチェッロ:「オーボエ協奏曲 ニ短調」は、イタリア・バロック時代の作曲家アレッサンドロ・マルチェッロによって作曲された作品です。作曲年については確定した年は分かっていませんが、1714~1717年頃、あるいは1716年頃と考えられています。1717年にはアムステルダムで出版されました。
全3楽章からなる協奏曲で、第2楽章は「アダージョ(Adagio)」と題されています。第1楽章、第3楽章の躍動的な音楽とは対照的に、この楽章ではオーボエがゆったりと美しい旋律を奏で、弦楽器がそれを静かに支えます。深い哀愁と気品を感じさせる旋律が特徴で、マルチェッロの代表作として広く親しまれている楽章です。
オーボエ協奏曲ニ短調 第2楽章
作曲:マルチェッロ
この作品は後にヨハン・ゼバスティアン・バッハによってチェンバロ独奏用に編曲されました。バッハの編曲によって作品が広く知られるようになったことも、この「アダージョ」が現在まで名曲として残っている理由の一つです。

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