ハンガリー舞曲第5番(ブラームス)

管弦楽曲・協奏曲・弦楽曲

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ハンガリー舞曲第5番はブラームスの「ハンガリー舞曲集」全21曲の第5番目の曲です。多くのハンガリーのジプシー音楽を編曲した舞曲集(ピアノ連弾曲)で、1869年に出版されると当時の「チャールダーシュ」ブームに乗って大人気となりました。

チャールダーシュとはハンガリーの民俗舞曲のひとつの様式で、超絶技巧の華やかなメロディーや2拍子の小気味良いリズムが特徴です。

ハンガリー舞曲第5番(ブラームス)



ヨハネス・ブラームス(1833-1897)

ドイツの作曲家で「J.S.バッハ」「ベートーベン」と共にドイツ音楽における三大Bと称されています。

彼は1850年代の前半に、バイオリン奏者のエドゥアルト・レメーニの伴奏者としてドイツ各地で演奏旅行を行いました。その時にレメーニからジプシー音楽を教えられて魅了され、ハンガリーのジプシー音楽を多数採譜し、それらを編曲して出版したものがこの舞曲集です。

後にレメーニが「ハンガリー舞曲集」の成功を知り、盗作であるとしてブラームスを相手に訴訟を起こしたのです。しかしブラームスが「作曲」ではなく「編曲」としておいたことが幸いし、ブラームスの勝訴となりました。

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