美しく青きドナウ

ワルツ・ピアノ曲・小作品

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作曲者:ヨハン・シュトラウス2世(1825~1899)
作曲・発表年:1867年
原題:An der schönen, blauen Donau(美しく青きドナウ)
作品番号:Op.314

「美しく青きドナウ」は、オーストリアの作曲家ヨハン・シュトラウス2世が1867年に作曲したウィンナ・ワルツ(ウィーンで発展した優雅な舞曲)です。作品番号はOp.314で、「ワルツ王」と呼ばれたシュトラウス2世の代表作として、世界中で親しまれています。

この曲は、もともとウィーン男声合唱協会の依頼によって、男声合唱付きのワルツとして作曲されました。初演は1867年2月15日、ウィーンのディアナバートで行われています。後にシュトラウス2世自身によって管弦楽用に編曲され、華やかで流麗な旋律が広く知られるようになりました。

当時のオーストリアは、前年の普墺戦争(プロイセンとオーストリアの戦争)で敗れ、ウィーンの人々は沈んだ空気に包まれていました。そんな人々を元気づけるように作られたのが、この明るく優雅なワルツでした。

曲名は、ドナウ川を題材とした詩人カール・ベックの詩に由来するとされています。穏やかに始まる序奏から、次第に華やかなワルツへと展開していく音楽は、ドナウ川の悠々とした流れやウィーンの街の華やかさを思わせます。

美しく青きドナウ



現在では「美しく青きドナウ」は、シュトラウス2世を代表する作品であるだけでなく、ウィンナ・ワルツを象徴する名曲の一つとなっています。また、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでもアンコールの定番として演奏され、世界中の人々に愛されています。


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