ベートーベンの交響曲第7番は彼が41歳のときの作品です。
1808年に交響曲第6番「田園」を作曲した後、交響曲第7番の完成まで約4年間かかっています。その間、ナポレオン戦争により生活は苦しくなり体調も悪化するのですが、その後保養地で友人に囲まれての生活などで体調も良くなり次第に元気を取り戻していきます。
1811年から1812年にかけてこのような苦難を乗り越えて作曲されたのが交響曲第7番で、初演は1813年にウィーンでベートーベン自身の指揮で行われ大成功でした。
第1楽章
第2楽章
(Franz Liszt 編曲のピアノ演奏)
ベートーベンの交響曲の中では、3番「英雄(エロイカ)」・5番「運命」・6番「田園」・9番「第九(合唱付き」と、人気の曲には副題がついているのですが、この7番にはありません。しかしこの7番は他のどの曲にも引けを取らない、人気と実力の名曲となっています。
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