作曲者:ジョン・フィリップ・スーザ(1854 - 1932)
作曲年:1896年
「星条旗よ永遠なれ(The Stars and Stripes Forever)」は、アメリカの作曲家・指揮者ジョン・フィリップ・スーザが1896年に作曲した行進曲です。スーザは数多くの行進曲を残し、「マーチ王」と呼ばれた人物で、この作品はその代表作として現在も世界中で親しまれています。
この曲が生まれたのは、スーザがヨーロッパからアメリカへ帰国する船の中でした。親しい友人であり、バンドのマネージャーでもあったデヴィッド・ブレイクリーの死を知ったスーザは、帰国する船上でこの曲の旋律を思い浮かべたと伝えられています。1896年12月25日にピアノ用のスケッチが残され、翌1897年に楽譜が完成しました。
曲は、力強く華やかな旋律と軽快なリズムが特徴で、特に終盤の高音域で奏でられるピッコロの華やかな旋律は、この行進曲を象徴する部分として知られています。
初演は1897年5月16日に行われ、その後、スーザの楽団によって盛んに演奏され、アメリカを代表する愛国的な行進曲として広く知られるようになりました。
星条旗よ永遠なれ
1987年には、アメリカ合衆国の「公式行進曲(National March)」に指定されました。現在でも独立記念日などの祝典やパレード、吹奏楽の演奏会などで頻繁に演奏されています。

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