「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」は、バロック時代のドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベルの室内楽曲、作品番号 PWC 37。前半のカノンが特に有名で、パッヘルベルのカノンとして知られています。
カノンとジーグ 二長調:パッヘルベル
「カノン」とは楽曲様式を表す用語で、日本語では「輪唱」と訳され、一つのメロディを、複数のパートが追いかけるように演奏していく演奏様式の事です。そうです、あの「カエルの歌」を思い出してください。
オルガニストとして活躍したヨハン・パッヘルベルが作曲したので一般的には「パッヘルベルのカノン」と称されますが、正式な名称は「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」という曲名です。
名前の示すように、3本のヴァイオリンと通奏低音で演奏するカノンとジーグという2つの楽曲のことです。カノンはゆったりとした楽曲ですが、ジーグはイギリス・アイルランドを起源とする6/8、または9/8拍子の舞曲の事で、組曲などの最後を飾る踊りの曲となっています。
ベルリン国立図書館所蔵のMus.MS 16481-8の最初のページ。ヨハン・パッヘルベルの「カノンとジーグ ニ長調」の現存する最古の写本。カノンの最初の小節が示されている。
日付:1680年1月1日

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