サラバンド(Sarabande)とは曲名ではなく、スペインに起源を持つ舞曲で3/4拍子のゆったりとしたテンポが特徴の音楽様式の事です。バロック時代には舞踏曲としてだけでなく感情表現豊かな器楽曲として発展してきた経緯もあります。
このヘンデルの「サラバンド」も、哀愁を帯びた美しい旋律で知られています。原曲はハープシコードの曲ですが、後に弦楽重奏やピアノなどの独奏用に編曲され、演奏されています。
サラバンド(Sarabande):ヘンデル作曲
ハープシコード組曲 第2番 HWV437 第4曲のニ短調
ここではピアノによる演奏ですが、その重厚な音の響きと美しいメロディーをお楽しみください。

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