元の詩は普仏戦争が勃発した1870年に士気高揚を目的として書かれたものです。その内容は1794年にフランスがオーストリア軍に勝利した後に編成された「サンブル・エ・ミューズ連隊」の活躍を表したもので、「フランスの農民から結成された軍隊の勇猛果敢な活躍ぶりを描いた詩」となっています。
この詩にフランスのロアール地方で歌われた古い民謡を用いて、オペレッタ作曲家のジャン・ロベール・プランケット(1848年~1903年)が曲を付け、それに1879年、フランソワ・ラウスキが行進曲に編曲したのが「サンブル・エ・ミューズ連隊行進曲」です。
サンブル・エ・ミューズ連隊行進曲
Le Régiment de Sambre-et-Meuse
フランス民謡
作曲者:ジャン・ロベール・プランケット (1848-1903) 1870年作曲
編曲者:ジョセフ・フランソワ・ラウスキ (1837–1910) 行進曲に編曲
この曲は日本では阪田寛夫が歌詞を付けた、「だれかが口笛ふいた」という題名で知られています、この歌もぜひ聞いてみてください。
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