「我が祖国」は、ベドルジフ・スメタナの代表的な管弦楽曲で、1874年から1879年にかけて作曲された6つの交響詩で構成されています。中でも哀愁的なメロディーの第2曲「ヴルタヴァ」(モルダウ)はよく知られています。ヴルタヴァはチェコ語で、モルダウはドイツ語となります。
第1曲「ヴィシェフラド」
第2曲「ヴルタヴァ」
第3曲「シャールカ」
第4曲「ボヘミアの森と草原から」
第5曲「ターボル」
第6曲「ブラニーク」
交響詩「我が祖国」より「ヴルタヴァ」
この曲についてスメタナ(1824年 - 1884年・チェコの作曲家・指揮者)はこのように記しています。
この曲はヴルタヴァ川の流れを描写しており、ヴルタヴァ川は、Teplá Vltava と Studená Vltava と呼ばれる2つの源流から流れだし、それらが合流し一つの流れとなる。そして森林や牧草地を経て、農夫たちの結婚式の傍を流れる。夜となり、月光の下、水の妖精たちが舞う。岩に潰され廃墟となった気高き城と宮殿の傍を流れ、ヴルタヴァ川は聖ヤン(ヨハネ)の急流 で渦を巻く。そこを抜けると、川幅が広がりながらヴィシェフラドの傍を流れてプラハへと流れる。そして長い流れを経て、最後はラベ川へと消えていく。 (参考資料:Wikipedia)
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