代表的なナポリ民謡(カンツォーネ)で、ソレントの美しさと別れを告げる恋人への思いを歌っています。(作詞、作曲者は兄弟です)
帰れソレントへ
帰れソレントへ
作詞:ジャンバッティスタ・デ・クルティス
作曲:エルネスト・デ・クルティス
訳詞:徳永 政太郎
1
うるわしの海は うつつにも夢む
君の声のごと わが胸をうつ
オレンジの園は ほのかにも薫り
恋に嘆く娘の 胸にぞしむよ
あわれ君は行き われはただ一人
なつかしの地にぞ 君を待つのみ
帰れよ われを捨つるな
帰れソレントへ 帰れよ
2
ソレントの海は たぐいなき海よ
貴き宝を 底にうずむや
惑わしのシレンは 君の手をとりて
いと甘き声に 君を誘うよ
あわれ君は行き われはただ一人
なつかしの地にぞ 君を待つのみ
帰れよ われを捨つるな
帰れソレントへ 帰れよ
日本語訳詞は他にも「芙龍明子」訳詞などいくつかあります。
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