作曲者:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770年 - 1827年)
発表年: 1808年(ウィーンで初演)
ベートーヴェンの交響曲第5番 ハ短調 作品67は、クラシック音楽を代表する名曲の一つです。冒頭の「ジャジャジャジャーン」という4つの音は「運命が扉をたたく音」として広く知られ、「運命」の愛称で親しまれています。
この作品は1804年から1808年にかけて作曲され、難聴が進む苦難の時期に完成しました。暗く緊張感のある第1楽章から、希望に満ちた輝かしい終楽章へと展開する構成は、「苦悩から勝利へ」というベートーヴェンらしい力強い精神を象徴しています。
現在でもコンサートや映画、テレビなど幅広い場面で演奏され続けており、200年以上を経た今なお世界中で愛される傑作です。
交響曲第5番 運命 ベートーヴェン
第1楽章
この曲は数ある交響曲の中でも一番よく知られている曲の一つでしょう。冒頭部分のダ・ダ・ダ・ダ~ンに始まり、テンポよく進む曲は強烈な印象を与えます。ここではピアノ演奏なのであの重厚さを表現するのは難しいです。
寺内タケシがエレキギター用に編曲した寺内タケシとブルージーンズの「運命」も良かったですね、演奏しているときの力の入った顔と指の動きが印象的でした。
第2楽章
第1楽章の力強い印象とは対照的な3/8拍子の優しく美しい曲で、この第2楽章を好まれる方も多いのではないでしょうか。
第3楽章
何かを問いかけているような、そんなメロディーから始まる楽章です。中間部では次第に明るくそして悩みに吹っ切れたかのようなエンディングで第4楽章へとつながっていきます。第3楽章と第4楽章はアタッカ(楽章と楽章の間を切れ間なく演奏する)となっていて、第3楽章の終わり部分が第4楽章への序奏としての役割を持っています。
第4楽章
晴れやかな、まるでフィナーレのような感じで始まる楽章です。全体に明るく、将来に向かって挑んでいく力強さがみなぎっています。全楽章を聴くと小さなことで悩まないで頑張れ、と励まされているようです。

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