マリア・マリ

外国民謡・讃美歌・歌曲

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作曲:エドゥアルド・ディ・カプア(1865~1917)
作詞:ヴィンチェンツォ・ルッソ(1876~1904)
発表年:1899年

「マリア・マリ」は、19世紀末のナポリを代表する歌曲の一つで、エドゥアルド・ディ・カプアが作曲し、詩人ヴィンチェンツォ・ルッソが詞を書いたナポリ語の歌です。1899年に発表され、古典的なナポリ歌曲の代表作として広く親しまれるようになりました。

歌は、恋する男性が夜、愛するマリアの家の前に立ち、「窓を開けて、マリアの姿を見せてほしい」と呼びかける情熱的なセレナーデ(恋人に捧げる夜の歌)です。夜も眠れないほど恋い焦がれる気持ちが、明るく伸びやかな旋律によって印象的に表現されています。

ディ・カプアは、「オー・ソレ・ミオ」で知られるナポリ出身の作曲家で、「マリア・マリ」でも、ナポリ歌曲特有の親しみやすく情熱的な旋律を生み出しました。作詞者のルッソは、庶民の感情を率直に表現した詩人として知られ、ディ・カプアとの組み合わせによって数々の名曲を残しています。

「マリア・マリ」は、情熱的な恋心と美しいナポリの夜の情景を感じさせる作品であり、今日でも世界各地で歌われているナポリ歌曲の名曲です。

マリア・マリ

マリア・マリ   
作詞:ヴィンチェンツォ・ルッソ
作曲:エデュアルド・ディ・カプア
訳詞:徳永政太郎

1     
窓を開けよや いとしのマリア
うるわしの顔 いざや見せよ
熱き思いに われは悩みて
胸にえがくは きみの姿
※ 
ああ マリア マリ
夜もすがら嘆きて 眠らず
ひとり 窓辺に立つ
ああ マリア マリ
夜もすがら嘆きて 眠らず
ああ マリア マリ ※

2 
庭におりよや いとしのマリア
月は輝き 花もかおる
胸の思いを 語る悲しき
われの歌をば いざや聴けよ

※ 繰り返し
ここでは徳永政太郎の訳詞を載せていますが、他にも堀内敬三や門馬直衛の訳詞があります。

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