フォーレ 組曲「ドリー」 子守歌 Op.56-1

ワルツ・ピアノ曲・小作品

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作曲者:ガブリエル・フォーレ(1845年~1924年)
作曲年:1893年

「子守歌(Berceuse)」は、フランスの作曲家ガブリエル・フォーレが作曲した、ピアノ連弾のための作品《ドリー》Op.56の第1曲です。演奏時間は約2分30秒で、穏やかで優しい旋律が印象的な小品です。

《ドリー》は、フォーレと親交のあったバルダック家の幼い娘、エレーヌの愛称「ドリー」にちなんだ作品です。フォーレは彼女の誕生日を祝うため、成長に合わせて少しずつ曲を書き、この6曲を一つの組曲としてまとめました。

第1曲「子守歌」は、ゆったりとした流れるような旋律を持ち、子どもを静かに眠りへ誘うような温かな雰囲気に包まれています。フォーレらしい繊細な和声(音の重なりによる響き)が加わることで、単純な子守歌にとどまらない、上品で詩情豊かな音楽となっています。

曲はアレグレット・モデラート(やや速めで穏やかなテンポ)のホ長調、4分の2拍子で書かれています。中間部ではハ長調へ移り、響きに変化を与えています。

「子守歌」は1893年に作曲され、翌1894年に単独で出版されました。その後、《ドリー》の一曲として広く親しまれるようになり、現在ではフォーレのピアノ小品の中でも特に親しみやすい作品の一つとして知られています。

フォーレ 組曲「ドリー」 子守歌

ガブリエル・ユルバン・フォーレ(1845年~1924年)
フランスの作曲家、オルガニストで同時代のフランスを代表する作曲家の一人である。その作曲スタイルは20世紀の作曲家の多くに影響を与えた。彼の作品の中でも特に有名なものに「パヴァーヌ」、「レクイエム」、「シシリエンヌ」、「夢のあとに」、「月の光」などがある。

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