妖精の踊り「La Ronde des Lutins」 バッジーニ Op.25

ワルツ・ピアノ曲・小作品

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「妖精の踊り(La Ronde des Lutins)」は、イタリアのヴァイオリニスト・作曲家アントニオ・バッジーニ(Antonio Bazzini, 1818~1897)が作曲した、ヴァイオリンとピアノのための華麗な小品です。正式には「幻想的スケルツォ(Scherzo fantastique)」と題され、作品25として知られています。作品の初版は1853年に出版されました。

曲名の「Lutins」はフランス語で「小妖精」や「いたずら好きな精霊」を意味し、その名のとおり、ヴァイオリンが非常に速い音型を次々と繰り出し、妖精たちが軽やかに舞い跳ねるような幻想的な世界を描き出します。

妖精の踊り「La Ronde des Lutins」

Antonio Bazzini. Op.25

この作品の大きな魅力は、何といってもヴァイオリンの高度な技巧です。急速な音階や分散和音、重音、ピッツィカート(弓を使わず指ではじく奏法)、フラジオレット(弦を軽く押さえて高音を出す奏法)など、さまざまな特殊奏法が次々に登場します。そのため、演奏には高度な技術と正確なコントロールが求められ、ヴァイオリンの超絶技巧曲として現在でも重要なレパートリーとなっています。

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