Entry of the Gladiators、日本語訳では「剣闘士の入場(剣士の入場)」と称されるこの曲は、チェコの作曲家ユリウス・フチークが1897年に作曲した吹奏楽のための行進曲で、ローマ帝国時代の剣闘士が円形闘技場に入場する場面を意識して作られた曲です。別名「Thunder and Blazes」(雷鳴と電光)の曲名でも知られます。
剣闘士の入場
Entry of the Gladiators
作曲者のフチークが皇帝ネロの時代のローマ帝国に興味を持ち、剣闘士が競技場に入場する場面をイメージした音楽です。曲は半音階で移動する部分が多く、当初は題名を「半音階的大行進曲」と想定していたということです。
彼は生涯で300曲以上の行進曲・ポルカ・ワルツを作曲しており、そのほとんどが軍楽隊用の行進曲でした。
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