ドビュッシーの「月の光」は「ベルガマスク組曲」4曲中の三番目の曲で、変ニ長調9/8拍子で全体に静かな曲です。
ポール・ヴェルレーヌというフランスの詩人の作品から着想を得て書いたもので、当初は「感傷的な散歩道」というタイトルで出版されていましたが、後に「月の光」と変更されています。
月の光(ドビュッシー)
二人の女性を自殺未遂に
作曲家としての名声を得ることはできたが、女性関係は派手でトラブルも絶えなかったようだ。
18歳より弁護士の人妻マリー夫人と8年間の不倫関係のあと別れ、1889年から同棲を続けていたギャビーとは自殺未遂騒動の末に1898年に破局を迎える。しかしその頃にもソプラノ歌手とも関係があった。
翌年にはギャビーの友人であるリリーと結婚するが、教え子の母親で銀行家の人妻、エンマと不倫関係になり、リリーはコンコルド広場で胸を銃で撃ち自殺未遂となり離婚する。
この事件がもとで、ドビュッシーはすでに彼の子を身ごもっていたエンマとともに一時イギリスに逃避行する(後に再婚する)。
このように二人の女性が自殺未遂をし、他にも何人かの女性を苦しい思いにさせたようです。女性なくしてドビュッシーの音楽も名声もなし、だっだのでしょうか。
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